セブ留学-渡航当日の出来事

成田空港から学校到着後就寝まで

成田空港にて

 成田空港からの直行便で、セブマクタン国際空港へ行きました。

 チケット発行のためにAiaAsiaの窓口へ向かうと、帰国用のチケットの提示を求められました。私は、そのままメルボンへ向かう予定だったので、メルボルンへの航空券を提示しました。

 しかし、日付を確認して、ビザは一か月分しかありませんと言われました。
エージェントから、現地で延長する旨を聞いていた為、学校に通うことと、現地で延長手続きをする旨を伝えたところ、学校の入学証を求められました。

 前もって印刷しておいた、入学証を提示して、漸くチケット発券かと思いきや、まさかの預け荷物が重量オーバーで手荷物に移してくださいと言われてしまいました。

 タブレットや充電器等を手持ちのリュックサックに詰め替えて、再度トライしてみたところ、まだ、1.5kgオーバー

 しかし、受付の方が面倒になったのかOKと言ってくださり、無事発券成功。

 ここで気になったのが手荷物の重量ですが、AirAsiaの公式ページを見ると、手荷物の総重量は7kgまでと記載があったので、これはまずいかと思いましたが、特に手荷物のチェックはありませんでした。

 手荷物の重量測定対策にカメラマン用の多ポケットベストまで用意していたので、拍子抜けでした。
(※あくまで、私の取得した航空券での話なので、AirAsiaでは手荷物の重量制限がないという保証はできかねます)

 チケットも発券後、保安検査場へ向かい、何事もなく検査が完了しました。

 保安検査も完了したところで、ラウンジでゆっくりビールでも飲みながら飛行機を待つかと思い、ラウンジを探したところ、マップには、ラウンジらしき表示が見当たりません。

 冷や汗をかきながら調べてみると、なんと、成田空港の第三ターミナルにはラウンジがなく、ラウンジを利用したい場合は、第二ターミナルの保安検査前のラウンジを利用する必要があることが発覚。

 折角プライオリティパスまで準備したのにと肩を落としながら、ソファーで待機することにしました。

 最後の復習として、エージェントからのLINEを見返していると、あるとこを見落としていたことに気が付きました。『必ず渡航前にオンライン関税申告の登録を行ってください(うろ覚えですが、こういうニュアンスだったと記憶している)』との記載があり、え?そんなの登録してないと焦り、急いで登録開始。しかし、搭乗開始時間になり、一旦登録を中断し、搭乗することにしました。しかし、携帯を着ないモードにしなければいけない時間まではまだ余裕があり、何とか、登録完了。

 登録完了の画面になり、よし、出国前に間に合ったと思ったのも束の間、実は続きがあり、ボタンを推し進めていくと、持ち込み物に関する記載を求められ、絶望のまま、飛行機が出発してしまい。設定を完了できませんでした。

マクタン空港にて

 結局、そわそわしたまま、心休まることなく5時間のフライトをすることになってしまいました。

 マクタン空港に到着した後にすぐさま設定を再開して、どうにかこうにか設定完了。

 案内にも書いてあった通り、何か一つはチェックをつけないと完了できなかったので、モバイルフォンを選択しておきました。

 入国検査のところで、案の定登録していなかった人たちは登録処理をさせられていて、私は悠々自適に通過できました。

 一応記載しておくと、関税にQRコードを見せると、This phone?と聞かれましたが、関税で申告したものを聞かれているようで、yesと答えたら、問題なく通過できました。

 手荷物受取場でサクッと手荷物を回収して、空港の外に出ると、熱気とともにプラカードを掲げた人たちがお出迎え。

 最初は何だ?と思い観察していたところ、自分の学校の名前を発見しました。恐らく待ち合わせ場所として空港の入り口が使用されているのだと類推して、こえをかけてみると、日本字スタッフが「こちらでお待ちください」というので、正解だと思い待機してみることに。

 待っていると、続々と日本人が出てきて、最終的には12人程になりました。

 こちらですと案内された方についていくと、黄色いリムジンバス?(正式な名称はわからない)に乗って学校へ向かいました。

学校到着!!

 学校に到着すると、深夜でしたが、生徒がちらほらと出歩いています。新入生組は一か所に集められて、一人ずつ部屋のカギを配られて、明日は授業は月曜からなので明日は自由行動でお願いしますとだけ言い残されて、そのまま解散となりました。

 部屋に着くと、そこには誰もおらず、綺麗に手入れのされたベットとロッカーと机が3台ずつ並んでいました。バスルームはトイレと同じで、バスタブはなくシャワーのみでした。人の住んでいる痕跡は認められませんでした。

 私は、3人部屋で予約していたのですが人見知りする性格の為、先客がいないことに少しホッとしました。

 息を吐く前に、早速荷解きを開始しましたが、ふと疑問が浮かびました。

『ベットとかロッカーってどれを使えばいいんだろう』

 考えていても仕方がないので、自分が好きなところを使おうと思い、窓から一番遠い廊下側のロッカーに荷物を収納することにしました。しかし、ある程度荷物を出し終えた時点で気づいてしまいました。

『鍵のかかる引き出しがある!』

 おや、と思いながら、鍵を差してみると・・・開かない。

 まさか、と思い別のロッカーの引き出しを試してみると、窓側のロッカーの引き出しを開けることが出来ました。

 そう、私のベットやロッカーは窓側だったのです。

 このくらい事前に説明してくれ、と毒づきながらも、荷物をせっせと移動し直して、疲れ切った私は、暑さに耐えきれず、エアコンを点けてみることにしました。

 今まで見たことのないタイプのエアコンで、所謂ルームエアコンと呼ばれるタイプではなく、壁に埋め込むタイプのエアコンでした。最初、換気扇かと思っていましたが、よく見ると、温度調節をするボタンがついていたので、エアコンだと気づくことが出来ました。

 電源を入れてみると、轟音と共に冷風が出てきました。感想としては、とにかく煩いということでした。正直故障を疑うほどです。流石にこれでは寝れないし、品質も不安だったので、タイマーをセットして、起きている間だけ起動しておくことにしました。(この時は知りませんでしたが、使用した電気代は後ほど請求されるそうだったので、図らずもタイマーをかけておいたのは正解でした)

 やることを一通り終えた私は、その日はシャワーを浴びて、寝ることにしました。

 この日から、窓から差し込む太陽と私の戦いは始まるのでした。
 

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